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趣味の音楽鑑賞、観劇などの様子、今まで長く関わって来たスポーツ・体育に関することなどを掲載しています。 | ||||
クラブ合宿 | ||||
2008-03-16/ミュージカル | ||||
明日から2泊3日でミュージカルクラブの合宿をします。場所はいつものように文化北竜館(飯山市)です。まだ雪がたくさん残っていると思いますが、温泉で暖まりながら練習をしたいと思います。 何と今回の参加者は41名!51名のクラスですから8割の参加!クラブ員以外のメンバーも、この合宿に合わせて参加し、卒業共同研究発表会「創作ミュージカル」の準備など、それぞれの計画に従って、様々な活動をするようです。 なお、お知らせですが、このブログを携帯電話から見たり、コメントができるようになりました。以下の携帯用saichiのページにアクセスして、saichiのブログをクリックしてください。 http://www18.ocn.ne.jp/~saichi/indeximode.htm |
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魔法をすてたマジョリン | ||||
2008-03-12/ミュージカル | ||||
丸子町文化会館、すなわちセレスホールで魔法をすてたマジョリンを観劇しました。もちろん上演は劇団四季によるものです。文化女子大学長野専門学校からは50名を超す学生が、バスをチャーターし、1時間半の時間をかけてて丸子町に向かいました。 この魔法をすてたマジョリンは、私たち文化女子大学長野専門学校が創作ミュージカルを始めた原点であり、今でも私たちが目指しているファミリーミュージカルのお手本となっている作品です。16年前に創作ミュージカルを始めた頃には、ミュージカルのビデオ作品が少なかった訳ですが、BSで放映されたこの魔法をすてたマジョリンの録画ビデオだけが学校にあり、第1回~第7回の先輩たちは、この作品を何度も何度も繰り返し見て、創作ミュージカルを完成させていったものです。 前回同様、光枝さんから引き継いだ味方さんがニラミンコを演じ、私たちを楽しませてくれました。前回までとは多少構成や演出がかわり、より現代風なアレンジもあって、本当に楽しい一時でした。セレスホールに集まった小さな子どもたちをはじめ超満員のお客さんも、途中からは大はしゃぎ!マジョリンは、けっして私たちを裏切りません。 入り口の受付横で、文化女子大学長野専門学校の創作ミュージカル「人形の世界からの招待状」のチラシを配布させていただきました。魔法をすてたマジョリンを観て、ミュージカルが大好きになった方たちが、少しでもたくさん観にいらしてくだされば嬉しいです。 |
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ユタ | ||||
2008-02-16/ミュージカル | ||||
7月26日(土)に、長野県県民文化会館で劇団四季の「ユタと不思議な仲間たち」が上演されます。「ユタ・・・・」は私の好きなミュージカルの一つで、今からとっても楽しみです。すでに6人の先輩たちから、一緒にチケットを購入してほしいと依頼されました。卒業生たちにも大人気のミュージカルです。 もう6~7年も前になりますが、前回「ユタ・・・・」が長野に来たとき、本番前日に劇団四季の役者から歌とダンスの指導をしていただきました。本当は本校(文化女子大学長野専門学校)を会場にしての指導と言うことだったんですが、事情で学校が使えず、長野市民会館のリハーサル室を借りての指導になりました。 私も学生と一緒に歌唱指導を受けました。「♪友だ~ちは♪いいもんだ~♪」と、声高らかに歌いました。指導に当たってくれた、芝さんよりも響きのある大きな声で歌おうと、一生懸命練習したことを思い出します。 指導も終盤、ダンスの練習成果を見ました。「ユタ・・・・」の中で最も激しく格好いい場面のダンスを踊っていました。挑戦した学生はたくさんいましたが、ほぼ踊れていたのはたった2人だけでした。終了後、芝さんと写真を撮ったり、会話をしたりして、充実した半日を過ごしました。 夜には、劇団四季の宿泊所であった藤屋旅館で交流会がありました。あの頃劇団員であった文化女子大学附属高校出身の大月さんも来ていて、多くの役者の方たちと久しく話ができました。 その年の卒業共同研究発表会、創作ミュージカル「魔法のペンダント」の時、お礼を兼ねて劇団四季に招待状を出しました。発表会当日、代表で吉谷さんが「見にいくことはできないが頑張ってほしい、応援している。」と言う趣旨のメッセージカードを送って下さいました。 今年の「ユタ・・・・」が、今からとっても楽しみです。一緒に見たい卒業生がいましたら、連絡をください。3月14日までに連絡をいただいた方には、座席を一緒に確保します。 |
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テレビ放映 | ||||
2008-02-09/ミュージカル | ||||
平成19年12月8日(土)に長野県県民文化会館中ホールにて行われました、私たちの卒業共同研究発表会の全編がテレビ放映されることになりました。このブログでも何度か紹介してきました、創作ミュージカル「魔法の鏡」です。今年は創作ミュージカル15周年ということで、全員が一丸となって取り組んでまいりましたが、インフルエンザの流行等の影響で、かなり苦労しての発表会となりました。本番は超満員となった会場のお客さん方が感動して下さったミュージカルです、是非その創作ミュージカル「魔法の鏡」を楽しんでいただければと思い、ここに紹介させていただきます。 期日:平成20年3月1日(土)及び3月2日(日) 時間は午前9時~、午後3時~、夜8時~と、それぞれの日に3度ずつ放映されます。 テレビ局は長野ケーブルテレビ(INC)7チャンネルです。 ★長野ケーブルテレビに契約されていない方は、ご覧いただけません。 |
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脚本第2版 | ||||
2008-01-07/ミュージカル | ||||
1月5日(土)~7日(月)の2泊3日、文化北竜館にてミュージカルクラブの合宿と脚本の係会がありました。併せてダンス振付も係会を行いました。私は主に脚本の係会に関わりました。第1版「(仮題)人形になったサトシ君」に修正を加え、第2版「人形の世界からの招待状」が完成しました。 第7場面のそれぞれの原画もほぼ完成し、用意する道具も確認しました。5日の合宿までに5曲作曲が済んでおり、合宿中に2曲ダンス振付ができました。快調な滑り出しです。年始休業は今日まで。明日からは学校が始まります。 |
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記録ノート | ||||
2008-01-03/ミュージカル | ||||
毎年、元旦には創作ミュージカルの制作過程を綴った記録ノートを読むことを楽しみにしています。年内に提出ということで、例年では、大晦日に速達で届いたり、自宅まで持参してくれたりという慌ただしい学生がいるんですが、今年は総務係が頑張ってくれたせいか、暮れの27日には全員分が提出されていました。 中には、1年の引き継いだ頃の様子が書かれていたかと思うと、いきなり発表会間際まで飛んで記載されている記録ノートもありますが、本当にい1年間、細かく丁寧に記載さてある記録ノートがあります。大抵の学生は、私が予想した通りの記載がなされていますが、たまに「へ~、こんな事があったんだ」とか、「こんなふうに考えて取り組んでいたんだ」と驚かされたり、感動をうける記録ノートに出会います。そんな時は、すごく嬉しくなります。 本年度(昨年12月)の発表会では、インフルエンザが流行し、前日のリハーサル欠席は8名、当日も3名欠席という、15年間ではじめて経験するハプニングがありました。記録ノートには、それらに関する記載が多くありました。多くというより、大部分の学生がそのことに触れていました。みんなで発表会に出たかったという強い想いが、あふれ出ていました。今までの15年間、こんなことは一度もなかったのですが、ノートの全文をコピーして保存しておきたいと思う記録ノートがありました。 卒業共同研究として保育科卒業生全員で行う創作ミュージカルは、本番の発表会だけではなく、そこに行き着くまでの過程や、終わった後の打ち上げパーティー、そして作った作品の解体作業、この記録ノートや感想文の記録、保存用としてのDVD制作や脚本の製本作業など、感動のエキスがびっしりと詰まっています。 記録ノートから、今年も多くの学生が、たくさんの感動を味わうことができました。この時期にこれだけの感動を味わえることは本当に幸せだと思います。クラス全員が一つの目標に向かって本気に取り組んで得られたこれらの感動は、すばらしい宝物ですね。 |
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本番~1年生側~ | ||||
2008-01-01/ミュージカル | ||||
演ずる2年生だけではなく、創作ミュージカル本番の発表会を観た1年生は大きな感動を味わいます。「自分たちの方がもっと素晴らしい舞台を作るんだ」と前向きに受け取る人がいる一方で、多く(大部分)の1年生は「2年生のように感動する舞台を作りたいけれど、本当にできるのだろうか」という不安を持ちます。でも、こんな不安を上回る感動を本番の発表会で味わうことが、1年生のエネルギーになるのです。 2年生の発表会が終了すると、1年生総務係が中心に活動が始まりますが、差し当たっては脚本の見直しと、作曲をすることが具体的な活動となります。すなわち脚本係、作曲係を中心とした一部の係が活動を始めます。しかし大部分の1年生は、次第に創作ミュージカル発表会の記憶も薄れ、正月休みを終える頃には、2月の後期試験やその直後の保育・施設実習のことで頭がいっぱいになっていきます。3月の春休みの頃から、再び発表会に向け、徐々に活動が展開されていきます。 私が創作ミュージカルの指導を始めた頃、失敗をした事例があります。それは2年生が発表会を終えた直後に書いた感想文を1年生に読ませたことから始まりました。そこには2年生が苦悩してきたこと、経験した人にしか分からない想像を絶する苦労、そしてそれを乗り越えた感動などが赤裸々に記載されていました。それを読んだ1年生は、未だ経験したことのない体験に、感動するどころか、極度におびえてしまったのです。おびえた1年生たちは賛同してくれる仲間を誘い、「なぜ保育科なのに、こんなに苦労してミュージカルなんて行うのか。私たちには無理だ。」と激しく抵抗し、その年の総務係や、やる気のある人たちを苦しめました。 私は、発表会を終えた2年生と、そうでなくても不安を感じながら取り組もうとしている1年生とのギャップの大きさを目の当たりにし、次の年からは、ミュージカルを終えての赤裸々な2年生の感想文を、1年生全員に読ませることをやめました。あせらずに、自分たちの学年のペースで、じっくり計画を立てながら進めて行けば、様々な問題はすべて自分たちで解消し、感動的な締めくくりをすること間違い無しだと思ったからです。そして、その考えは15年指導し続けてきた今も、変わりありません。 |
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結婚式 | ||||
2007-12-24/ミュージカル | ||||
昨日12月23日(土)午後、一緒に創作ミュージカルを指導してくれている酒井先生の結婚式、並びに結婚披露宴がありました。天気予報では雪であったにもかかわらず、昼頃になったら快晴!しかも気温が上昇して、外でもコートがいらないくらいになったのです。 天候にも祝福され、そして多くの学生たちが参列しての、キリスト教協会での結婚式は、感動的に行われました。新郎もやや緊張気味であったものの、カッコ良くて、美しい酒井先生とのお似合いのカップルでした。特に学生たちはため息をつきながら、「早く結婚したい~」などと言っていました。 続いて行われた披露宴ですが、祝辞に続いて声楽家の先生(酒井先生のお師匠さん)の歌の披露などがありました。私は先約があって上京しなければならず、失礼ながら中座させていただきました。 酒井先生には事前に知らせないで、学生たちが参集し、飛び入りで鳥海先生作詞・作曲の「あたがそこに」を歌う計画がなされていました。これは毎回創作ミュージカルの発表会の最後に歌われる曲です。きっと感動的になるだろう事を予想しながら、会場を後にしました。 酒井先生おめでとう!! |
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本番 | ||||
2007-12-15/ミュージカル | ||||
創作ミュージカル15周年記念「魔法の鏡」の発表会が終了しました。卒業共同研究発表会としては第26回目の発表会でした。 例年になく早く訪れたインフルエンザの襲撃に敗北し、当日3名登校停止という惨事に見舞われました。病欠のために当日の発表会に出演不可能と言う経験は、この15回の創作ミュージカルの歴史の中で初めてのことでありました。周りの関係者からは「どうするんですか?」「大丈夫ですか?」「代役を立てるんですか?」などの声が多数聞かれましたが、私自身は、舞台のことは全くと言っていいほど気になりませんでした。 1年間、あるいはそれ以上の期間、この日の晴れの舞台を目指して努力してきて、本番に来られなくなった3名の姿が脳裏を横切るというより、行ったり来たりしていました。3名とも道具関係者でした。それらの道具が吊され、組み立てられ、リハーサルで使用される度に、残念で、悔しくて仕方ありませんでした。本人たちの無念さを考えてみましたが、とても私には予想もつきません・・・・。すさまじい悲惨さがあるのか・・・・、それとも・・・・? 代役を立てたり、台詞を分配したりして、3名不在の箇所を補って演じた本番は、例年同様、あるいはそれ以上の感動を呼び起こしてくれました。私の所へ来た先輩の方々からの感想は、いずれも絶賛でした。急に参加できなくなった学生がいたことには、事前に触れてありませんでしたから、それらの評価は純粋なものであったと思われます。 毎年波瀾万丈なできごとが起こる卒業共同研究ですが、一応、今年の発表会は終了しました。2年生はこれからまとめ・整理に入ります。1年生はいよいよ活動が本格化していきます。 |
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本番間近! | ||||
2007-12-06/ミュージカル | ||||
11月21日のミーティング以来、急速にまとまった学級は、明後日の本番に向けて最高潮となりました。どこもかしこも、本気で練習に励む姿がみられます。下校後も、もんぜんプラザへ直行して練習しているパートが、いくつもあります。一体このパワーはどこから出てくるのでしょうか?次から次に研究室へ学生が来ます。相談が中心ですが、嬉しい報告をしてくれる学生や、なかには悩みを打ち明けにくる学生もいます。活気というか、みんな熱気に包まれています。メールや携帯電話がひっきりなしに来ます。これまた、すべてが興奮気味です。 昨日、地元紙の信濃毎日新聞朝刊に、写真入りで卒業共同研究の記事が載りました。なんと素晴らしいタイミングなんでしょう。今日、長野ケーブルテレビが、創作ミュージカル「魔法の鏡」の全てをテレビ放映してくれるとの連絡が入りました。当日配布のパンフレットも完成し、お手伝いの1年生までが興奮気味です。先輩たちからも励ましのメールがたくさん来ます。 明日は一日かけて前日準備、そしていよいよ明後日は本番を迎えます。 |
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ウエストサイドストーリー | ||||
2007-12-04/ミュージカル | ||||
12月2日(日)午後、四季劇場でウエストサイドストーリーを観劇しました。ウエストサイド・・・・のミュージカルを見るのは2度目です。劇団四季のミュージカルはいつ見ても素晴らしいと思います。今回は2階席から観劇しましたが、四季劇場の構造も計算され尽くしていて、思ったよりはっきりと見ることができました。 トニーが亡くなるときのクライマックスの間の取り方が、何とも言えず素晴らしかったと思います。観客も息をこらえ、じっと舞台に集中しました。最近、卒業共同研究創作ミュージカルのことで、間の取り方をどうすればよいか気になっている私にとって、この間の取り方には、驚かされました。異様に長く、それなのに観客は集中している、そして感動していることにすごく興味を覚えました。演技力?舞台の雰囲気?脚本?BGM?それとも客の質?きっとそれら全てが、あるいはそれ以外の要素も加わって、あの間の長さが、より感動を深いものにしているのだろうと思います。それにしても・・・・素晴らしい・・・・ 学生の頃、所属していた合唱団で、前田憲男氏による編曲でこのウエストサイドストーリーを上演したことがあります。といっても歌が中心でしたが・・・・。原語で発表会を持ち、その原語の美しさに触れた私は、日本語訳にはなじめませんでした。前回もそれは同様でした。でもそれは仕方のないこと・・・・。また、石丸氏がトニーでなかったことも残念でしたが、これも仕方のないこと・・・・。 時々、口ずさんでしまいたくなるような、素晴らしい音楽の連続で、ダンスも素晴らしく、素敵な時間を過ごすことができました。また、創作ミュージカルを創り上げていく上で、参考になることもたくさん発見できました。 |
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ディズニーシー | ||||
2007-12-02/ミュージカル | ||||
はじめてディズニーシーへ行きました。私の子どもが小さかった頃、ランドへは何度も行きましたが、その頃、シーはありませんでした。本年度、文化女子大学長野専門学校保育科並びに介護福祉専攻科卒の学生が、ディズニーシーのダンサーとして採用されました。合格したら「のぼり」を持って応援に行くと約束してあったようで(実は忘れていました・・・・)、今回、同期の卒業生たちと一緒に行くことになったのです。 12月1日(土)朝早い新幹線に乗車し、シーには9時少し過ぎに着きました。シーはクリスマスが来たかのようなデコレーションがなされていました。晴天にも恵まれて思っていたより気温は高く、冬用のコートを着込んでいた私たちは、暑い、暑いの連発でした。14時半からのダンスを見ることが主目的でしたが、これもまた嬉しい予想外で、比較的空いていたために、乗り物に乗ったり、食事をしたりしてゆっくりとディズニーシーを楽しみました。 144時半、水上から青い色の船に乗ってさっそうと登場した紫色のコスチュームを着たバタフライは、それは見事に踊りました。そこで見たのは、卒業生というより、完全にプロに転身した1人のダンサーの華麗な姿でした。感動でした。写真を撮りまくりました。 ダンスを見終えた私たちは、再びミュージカルをみたり、乗り物に乗ったりして時間を費やし、その後、ダンサーと合流しました。みんなで夕食を食べながら、様々な会話をしました。予想されたことですが、ダンサーはかなりハードな練習やスケジュールをこなしています。苦しいけれど、自分の夢に向かって努力し続けている卒業生の姿を目の当たりにして、大変に感動しました。 集まったメンバーは、第2子妊娠7ヶ月のYさん。現在旦那さんがアメリカに単身赴任中のSさん。半年後に結婚を控えた現役幼稚園先生のYさん。児童福祉施設に保育士として勤務するMさん。ディズニーリゾート関連のホテルに勤務するMさん、そしてディズニーシーのダンサーとして活躍するYさんと私の7名でした。卒業生は、皆、同期生です。卒業して何年か経つと、生き方も様々になりますが、みんな学生の頃と変わることなく、元気な様子でとっても安心し、また、嬉しく思いました。ただ、もう1人参加する予定であった幼稚園先生のRさんは、前日に高熱を出し、参加できなかったことが残念でした。 |
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大掃除 | ||||
2007-11-17/ミュージカル | ||||
今までの3年間、全館をミュージカル専用練習場のように使用させてもらってきた、中千田キャンパスの大掃除をしました。来年度から4年制の新学科(社会福祉高度専門士科)が新設される予定で、その手続きの一つとして21日に厚生労働省の担当者が、現場視察(現地調査)に来るのです。 今までの3年間の汚れを落とすように、3階部分から丁寧に掃き、雑巾をかけ、掃除機で吸い取りました。新学科のオープンをじっと待っている机や椅子、また、視聴覚機器などの埃も、一つ一つ綺麗に拭き取りました。 土曜日の午後だというのに、ミュージカルクラブの学生が3人お手伝いをしてくれました。「そこ、掃除機かけてくれない?」「そこの机の上も拭いておいてね。」などと私が言うと、「もちろんです!」と、まるで余計なことを言うなとばかりに、睨み付けられる始末!確かに掃除の仕方では、私なんかよりも、はるかに気働きができる学生たちです。私はロッカーなどの重い物を移動することに専念することにしました・・・・。(今になって腰痛が・・・・(-_-;)) 12時少し前から始めた清掃も、夕方の5時には片付きました。あたりは真っ暗なので、ゴミ捨てなど一部作業は月曜日の朝、行うことにしました。長時間に渡り大掃除のお手伝いをしてくれた学生に、・・・・手伝いというより、大掃除の主役をやってくれた3人の学生に感謝です。お陰様で、全館、ピッカピッカになりました。 |
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取材 | ||||
2007-11-14/ミュージカル | ||||
今日、INC(長野ケーブルテレビ)が創作ミュージカルの取材をしてくれました。朝来校とともに突然、「先生にもインタビューをお願いしたいのですが。」と言われ、少々戸惑いましたが、お受けすることにしました。まず襟にピンマイクをセットし、カメラに向かって、質問に答えました。 --今年で15年目と言うことですが、共同で創作ミュージカルをされる目的は何ですか。-- 卒業後、大部分の学生が、保育士・幼稚園教諭として就職します。その際、音楽・美術・ダンス・家庭・国語などの表現の力が必要になります。それらの力を総合的に高める事を第一の目標にしています。また発表会を行うことで、企画力・運営力も高めることができ、それらの力も就職してから役立つと思われます。 舞台を成功させるには、みんなで協力し、励まし合ったり、支え合うことが必要となります。実際には様々な事情から、お互いにぶつかり合う場面が多々あります。まさにそれが共同で行うことの意味であり、それらの経験は、人間関係のあり方の勉強になります。コミュニケーションの大切さを身をもって学ぶことが第二の目的となります。 保護者をはじめ地域の方々、かつての恩師や実習園の先生方など、お世話になった方々に発表会を見ていただき、本校保育科を理解していただくこと。またミュージカルに興味を持っていただいたりして、多少でも文化的な活動に貢献できればとの願いが第三の目的になります。 --これらの活動を通して、学生はどのように変わってきましたか-- 脚本を制作する段階から、様々なトラブル続きでした。リーダーに選ばれた学生を中心に大変な苦労の連続でした。でもようやく昨日の練習で、良い雰囲気が見られるようになってきました。上手くなってきたことも理由の一つにあげられます。発表会が来週20日と来月の8日に迫ってきたからかもしれません。 様々な係でリーダーが育ってきました。例年になく計画をしっかり立てられるリーダー、暖かく見守りながら係員をまとめて充実した係活動を行ってきたリーダー、自らスクールに通って仲間に技術を伝えようとするリーダーなど、中心となるリーダーの頑張りで、全体が大きく成長してきています。 というようなインタビューでした。若干緊張もしましたが、インタビューをして下さった方が、私の答え方を褒めてくださったので、気持ちよく終わることができました。若いけれど、さすがプロだなと感心しました。その後授業風景や練習の様子を、半日かけて取材してくれました。放映が楽しみです。 |
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エビータ | ||||
2007-11-12/ミュージカル | ||||
昨夜、劇団四季ミュージカル「エビータ」が長野の県民文化会館で上演されました。以前「エビータ」を観劇した時は、映画でマドンナが主役(エビータ)を演じて話題になっていた頃でした。野村さんがエビータを演じていました。アルゼンチンの歴史に疎い私は、その歌やダンスの素晴らしさとは裏腹に、ストーリーの意味が理解できず、帰りの新幹線の中で、購入したパンフレットを必死に読んだことを思い出します。 今回は井上さんの「エビータ」でした。前回と比べて、道具が異なり、ダンスが、かなりバージョンアップされていたことに驚きました。照明も工夫されており、映像が綺麗に映し出されたことにも驚きました。 素晴らしいミュージカルはいつ見ても良いものです。私たちの創作ミュージカル「魔法の鏡」も本番を間近にむかえ、学生一同、大変によい刺激を受けました。私は昼過ぎまで仙台にいて、慌てて戻ってきました。舞台開始に間に合ったことを嬉しく思いました。 |
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管理2 | ||||
2007-10-31/ミュージカル | ||||
今朝は、昨日以上に驚きました。中千田キャンパスの落ち葉を、なんと1年生が2名で清掃しているではありませんか!箒と塵取りとゴミ袋を用意し、一生懸命に掃いているのです。私が出勤した7時少し前には、ほとんど終わりそうな様子でしたから、かなり早朝から清掃にとりかかったのだと推測されます。2人のうち1人は、来年度の総務係になった人でした。もう1人は係長ではあるものの総務係ではなく、別の用があって早く登校したのだとのことでした。 昨日落ち葉拾いをしてくれた2年生に、「今日は1年生に落ち葉拾いをするようにお願いしたの?」と聞きました。2年生は驚いたような顔をして、「いいえ!」と否定しました。続けて「気働きですよ!」と言いました。「気働きの文大」は今でも健在なんだな~と安心しました。昨日に引き続き、嬉しい一日の始まりでした。 2年生は後わずかで発表会を迎えます。ところが、50名もいますと、様々な事情を抱える学生がいます。生活苦などからアルバイトをしなければならない学生、家庭の事情で家事手伝いをしなければならない学生、ピアノなどの習い事をしている学生など・・・・。当然、週3回実施している放課後練習に、全員が集まることは大変なことです。まさに人の管理が重要となってきます。みんなで研究する共同研究ならではの試練です。毎年、総務係(特に責任者)は、このために最大限の努力をし、様々な工夫をこらして、より良い方法を模索するのです。 |
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管理 | ||||
2007-10-30/ミュージカル | ||||
総務係の仕事内容に、管理があります(主として責任者)。管理は、場の管理、人の管理、物の管理、事の管理、時の管理など、創作ミュージカルを行うにあたって、総務係が関わる全てのモノ(コト)に対して生じてきます。 場の管理は意識をすれば比較的楽なものです。現在は、中千田キャンパスを貸し切り状態で使用させて貰っています。そんなことで、場の管理として、中千田キャンパスの管理は大変に重要なことです。戸締め、窓締め、換気扇、冷暖房、整理、整頓、必要に応じて、危険箇所や破損箇所の発見・修理まで行わなければなりません。もちろんトイレットペーパーや石けんの替えまでも行ったり、確認したりする必要があります。物の管理も、これらと似たことが行われます。これらは、目で見て確認できることでもあるし、大変な事ではあるけれど、精神的には比較的簡単なことだと言えます。 今朝、7時頃中千田キャンパスに着くと、街路樹からおびただしい数の葉が、落ちると言うより、積もっていました。2名の学生が落ち葉を拾ってゴミ袋に入れていました。2人ともミュージカルでは責任ある立場についている者で、管理をすることの必要性を感じているものと推測できます。そこに来た2名の学生が手伝い、私を含めて5名で落ち葉拾いをしました。(他にも、落ち葉拾いをした学生はいたかもしれませんが・・・・)「焼き芋大会をしたいね。」などと学生たちは、嬉しそうに落ち葉拾いをしていました。 さて、管理も、時の管理とか、事の管理となってくると、若干面倒になってきます。事の管理と関係して、人の管理ともなると、難しすぎて、総務係はギブアップしそうにもなります。しかし、本番まであと1ヶ月少々と迫った現在、それを避けて通ることは出来ないのです。50名の女子学生が集まって、一つの目標に向けて全力で取り組む。目標はそういうことですが、それぞれに事情があります。欲求に耳を傾けながらも、素晴らしい創作ミュージカルを目指したいものです。 |
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お節介 | ||||
2007-10-21/ミュージカル | ||||
お節介は普段あまりよい言葉としては遣われません。「それでもお節介は大事なんじゃないか。」「お節介の心がなくなってきたから、世の中の人間関係がギクシャクし出したんじゃないか。」「お節介はもともと日本文化にとっても大切なものなんじゃないか。」などの考えから、2年前には、創作ミュージカル「ハッフル星にきた地球人」を発表しました。その時のサブテーマ候補として「好き好き大好き、お節介」なんて言葉もあがっていたものです。 ミュージカルの発表が近くなってきますと、個人差はあるものの、学生たちは緊張してまいります。すると、係やパートのリーダー格の人たちは、自分たちの責任を全うすべく、力やアイディアを振り絞って頑張ります。そして、ときには命令ともとれる、様々な指示を出します。ところが、それについて行けないメンバーや、意識がそれほど高まっていないメンバー等は、それらを「お節介」と受け止めるのです。それから決まってお互いが「我が儘論?」に発展していきます。 最近の学生は(学生に限らない・・・・?、最近だけではない・・・・?)お節介には大変に厳しくあたります。「迷惑だ!」と・・・・。すると、指示したリーダーは言うのです。「親切に言って(やって)あげているのに!」・・・・。<親切とお節介>「聞かれたら丁寧に教えたり指示を出す。そうでなければ、教えたり指示を出さない。」なんてことは分かっているのに、ついお節介をしてしまう。たくさんのトラブルは出ますが、このような人間関係は、素晴らしいのかもしれません。 |
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感動! | ||||
2007-10-16/ミュージカル | ||||
「先生、今日お昼に中千田にいますか?」と、朝、学生に聞かれました。中千田とは、文化女子大学長野専門学校の中千田キャンパスのことで、平成20年度より、社会福祉高度専門士科のために、全面改装をした建物のことです。現在は主に保育科の2年生がミュージカルの練習場として使用している場所です。私はあまり気にもとめずに、「お昼頃には中千田に行くと思うよ」と、軽く答えました。 12時40分頃中千田キャンパスの鍵を開けて中に入り、昼食を食べ始めた頃、その学生は1人でやってきました。そして、「ちょっと用があるので、失礼します」と言って、2階の方へ行きました。私は昼食を食べ終え、パソコンに向かって仕事を始めました。その学生が建物の中にいることなどすっかり忘れていました。 1時10分頃物音がして、学生がいることを思い出しました。何をしているのだろうと耳をすませました。その学生は、1人で掃除をしていたのです。中千田キャンパスは、最近タイミングが悪く、清掃をする時間がとれずに、ほとんど清掃がなされていなかったのは事実です。改装がなされたばかりですし、日々使用後には片付けをきちんとしているから、それほど汚くはなっていませんが、それでも埃などが散乱し、気にはなっていました。その埃を、わざわざ1人で来て、きれいにしていてくれたのです。 私はそこに行って、学生のその態度に、感謝やねぎらいの言葉を述べようか、それとも一緒に手伝おうか、しばし悩みました。でも結局私は、何もしないで、パソコンでの仕事を継続しました。 1時25分、学生は私のいる部屋のドアをノックし、「ありがとうございました」と言って、上千田キャンパスの授業へと急いで出発しました。 「彼女は1人で掃除をしているんだ」、と気付いた時から、私は感動のしっぱなしでした。掃除をしていた学生から「ありがとうございました」と言われたとき、感動がピークに達し(というより、衝撃が走ったといった方が適切かも)、そしてたまらなく自分が恥ずかしくなりました。午後のミュージカルの練習を終え、帰宅する車の中で「教師っていい仕事だな」ってつくづく思いました。 この学生は、来年は幼稚園の先生になることが決まっています。こういう幼稚園の先生がいる限り、「日本の子どもたちの未来も捨てたもんじゃないな」って、とっても幸せな気持ちになりました。 |
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総務係って?! | ||||
2007-10-14/ミュージカル | ||||
昨日、ミュージカルの作品集Ⅳの制作に携わってくれた人たちと話す機会がありました。当然、話の中心は創作ミュージカルの今までの経過や、発表そのものに関することです。そんな話で2時間ほど盛り上がって、家に帰ってから、ふと考えたことがありました。 代々責任者、演出係の2名がまとまって総務係を構成しています。今年はそこに副責任者と副演出係が加わって4名で構成しています。実はよく考えることではあるんですが、その総務係の仕事って何だろうか?って、またまた考え込んでしまった訳なのです。責任者って?・・・・演出って?・・・・そして、どんな人材がもっとも相応しいのだろうか・・・・ 総務係になったばかりの学生に「総務係は、毎年、総務係って何だろうかって考えて1年が終わるんだよ」って、よく言います。報告・連絡・相談?計画?調整?・・・・実はやることが明確であるようでいて、実体は全く逆なんです。みんなをまとめていく??・・・・ ただ言えることは"occupation”ではできない。あくまでも"profession"でなければならないということです。 例年ですと、そろそろ1年生の総務係が決まります。発表会本番直前の2年生からたくさんの財産を受け継ぎ、選ばれた人は、素敵な総務係になっていってほしいと思います。 |
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Context | ||||
2007-10-03/ミュージカル | ||||
「小道具の雰囲気がすごくよかった」と今朝の総務係のミーティングの時に報告がありました。本番2ヶ月前ともなると、とかく、様々な問題ばかりが目立ちますが、そんななか、とっても嬉しい報告でした。報告してくれた演出係も嬉しそうでした。その場にいた総務係全員が笑顔になりました。そもそも、物作りをすること、そしてミュージカルをすることは楽しいことのはずです。楽しくない状況が出てしまうのは、何が原因なんでしょうか? 昨日放課後、副責任者と3時間も話をしました。その話のなかから分かってきたことがあります。それは、学生相互のコンテキスト(Context)の摺り合わせが下手になってきているのではないかということです。我々のミュージカルの役員構成(係構成)でいうと、総務係は正副責任者や演出から成り立っています。総務係は、目的や計画からみんなを引っ張りあげようとするし、それが強ければ強いほど、みんなは自分がやりたいこと(欲求)と、やらされること(必要)のギャップの大きさに悩んでしまうのです。ではどうすればいいのでしょうか? そんな話を3時間もしていました。副責任者はその時の話を、楽しかったって言ってくれたことに救われました・・・・(ムリしてたのかもしれないなあ~(-_-;)・・・・) |
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魔法のタクト | ||||
2007-09-20/ミュージカル | ||||
魔法のタクトとは、魔法の国の国王(女王)だけが持てる魔法の国の後継者の証し。この魔法のタクトはどんな魔法も使える、なんとも素晴らしいアイテムです。でも、後継者が我が儘だった時だけは、この魔法のタクトを譲り受けることができません。従って、魔法の国の国王(女王)は、自分の子どもを我が儘に育てることだけは許されません。我が儘に育ててしまうと、後継者がいなくなってしまうからです。 203X年の魔法の国の国王は、我が儘に育ちつつある一人娘のさお姫を、地球に冒険旅行をさせることで、我が儘を直そうと試みました(可愛い子には旅をさせろということでしょうか?)。その時に国王は、なりたいものに変身できる魔法のペンダントをさお姫に渡したのでした。さお姫は、地球で我が儘なリンカという娘に出会い、魔法のペンダントを使って様々な体験をする中で、我が儘を克服することが出来たのでした。そして、無事魔法のタクトを譲り受け、魔法の国の後継者になることが出来たのでした。 それから30年が経過し、今は206X年。さお姫は魔法の国をしきるりっぱな女王様です。なんと、さお姫は5人の王子に恵まれました。魔法の国では、我が儘でさえなければ、子どもたちはみんな後継者になれるのです。地球と違う点は、いくら我が儘でも、兄弟はとっても仲が良んですよ。でも、さお姫にしてみれば大変!我が儘な子がいれば、その子は後継者にはなれないからです。5人全部を後継者にしたいさお姫は、どうしたら良いか考えました。そして、自分が父(前国王)からして貰ったように、5人を地球へ冒険旅行に出すことにしたのです。そこで、今回与えたアイテムが魔法の鏡なんです。魔法の鏡で使える魔法は?そして魔法のタクトのゆくえは??? |
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幼児のためのミュージカルⅣ | ||||
2007-09-19/ミュージカル | ||||
幼児のための創作ミュージカルⅣの原稿ができました。学生が創作した、幼稚園や保育園の子どもたち向けのミュージカル作品集です。この作品集も第4作目となります。はじめにこの作品集を作ったきっかけは、幼稚園や保育園に就職した卒業生が、園長から子ども向けミュージカルを創作するように言われ、四苦八苦したことから始まります。ミュージカル創作の過程の学習を試みた結果を作品集としてまとめようとしたことが始まりでした。 作り始めた頃は、何年か分の良い作品をまとめて1冊にしていましたが、昨年、今年と単年度で1冊になりました。学生たちのレベルアップや、意欲の向上が伺えます。今年は130頁を超す、超大作となりました。 後期の教科書販売に間に合わせようと、半年かけて係が編集をしてきました。しかし、原稿締め切り日の直前になって、未完成の楽譜があったり、脚本の不備が見つかったりと、波乱含みで本年度の完成は諦めようと、何度思ったかしれません。しかし、その度に励まし続けてくれて、作業の労力を惜しまない学生たちがいました。原稿締切前日など、朝8時から夜8時まで、まさに12時間、昼食・夕食を食べる時間を惜しんで、学生たちと編集作業に没頭しました。 まもなく学生たちの手元に、その作品集が届きます。就職したら是非、園の子どもたちにそのミュージカルを紹介してほしいと願います。 |
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文化祭終了 | ||||
2007-09-09/ミュージカル | ||||
いよいよ文化祭も終わり、これから今年の2年生は、月末の前期試験に向けてテスト勉強に夢中という感じです。しばらくブログもお休みしましたが、来年度新設の、「社会福祉高度専門士科(4年制)」<計画中>の書類準備等に、連日必死で、生活にも余裕がありませんでした。 中千田キャンパスが、8月中に全面改装され、7月までとは全く雰囲気が変わりました。その新しい校舎には来年度から「社会福祉高度専門士科」の学生が入りますが、それまでは今まで通り、卒業共同研究の準備や練習で使用させていただきます。その真新しい校舎で、今月は道具作りのピークを迎えます。もちろん、テスト勉強の合間にですが・・・・。 魔法のペンダントの時のさお姫からコメントをいただきました。このブログに初めてのコメントでしたので、嬉しかったです。なぜ魔法のペンダントとリンクしたんでしょうね。やっぱり魔法のアイテムを使って、我が儘を直すという物語で、当時とアイテムやテーマが似ていたことが原因だと思われます。 当時の衣装展示・・・・!さすが、すぐに楽しいいアイディアが浮かびますね。私はとっても良いアイディアだと思います。学生たちが、どう考えるかが楽しみです。 |
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大道具-206X年の家 | ||||
2007-08-25/ミュージカル | ||||
道具作りは最終段階に入っています。8月末までの夏休みを利用して、道具の係は毎日のように学校に登校し、作業を進めています。 「魔法の鏡」の時代設定は、206X年であり、「魔法のペンダント」の時代設定203X年の30年後ということになっています。そこで道具の係は、206X年の家はどんなふうに変化しているか、という想像力を働かせることになります。テレビゲームはどうなっているのか?食卓には何が乗っているのか?机は?椅子は?と様々な空想を働かせながら、図面を作り、そして現在はもう、土台は完成し、色を塗る段階まできているのです。 昨日、道具の係長と、テレビのことで意見交換をしました。テレビが巨大スクリーンになっているとしても、そこに映る画像は、今のテレビとどこが違うのだろうか?たとえば、縦と横の比率はどうなんだろうか?現在もハイビジョンへの移行で、縦と横の比率が変化するけれど、今後はどうなっていくのだろうか?などを話しました。 色々な空想を働かせながら、お互いにたくさんの意見交換をすれば、きっと楽しいんだろうな・・・・と思います。さて、当日はどのような道具が登場しますか・・・・?? |
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幼稚園でのクラブ発表 | ||||
2007-08-24/ミュージカル | ||||
昨日、長野市内の幼稚園で、ミュージカルクラブの1年生が発表会を持たせて貰いました。今年の1年生は、なんと、26名もミュージカルクラブに入部してきました。その後、諸事情により2名が退部しましたが、保育科1年生の約半数がミュージカルクラブ員です。その1年生にとって、初めての発表会でした。 演目は、白雪姫とスマイルレンジャーの2つ。白雪姫では、ストーリーは既存のものを使用しましたが、脚本にしたり、作曲したり、また、振り付けは、クラブ員が分担して独自な作品に仕上げました。スマイルレンジャーは物語を考えるところから、全て手作りで行いました。7月末に2泊3日で行った合宿を中心に、練習したり、衣装や背景画、また、曲を作りあげ、熱心に活動してきました。 園児たちには大好評でした。スマイルレンジャーに登場した悪役の「スイトリーナー」は人気があり、廊下ですれ違う園児たちから、「スイトリーナー~!」と声をかけられる程でした。9月8日(土)の文化祭一般公開日には、さらにパワーアップした演技をすること間違い無しです。 終了後、20名を超す大人数にもかかわらず、園長先生のお計らいで、アイスクリームやスイカを始め、たくさんのお菓子やお茶をいただき、学生一同大感激でした。 |
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合宿報告 | ||||
2007-08-23/ミュージカル | ||||
夏合宿が20日(月)~22日(水)に行われました。場所は飯山市の野沢温泉近くの北竜湖畔「文化北竜館」。温泉付き、体育館付きの真新しい施設が、格安で使用出来るなんて、とっても幸せなことだと思います。 初日夕方に、4月からこの日まで練習してきたことを思い出し、リハーサルを行いました。脚本が変わったところは、かなり悪戦苦闘しましたが、何とか最後までやり通しました。 2日目は終日通し稽古。例年だと夕刻には終了するんですが、今年は、なんと夜中の11時近くまで、通し稽古が続きました。学生たちの集中力も限界に近づき、(限界を通り過ぎていた者もいたりして・・・・)大変に充実した一日を終えました。 3日目、最終日には、まとめのリハーサルをしました。2日目の指摘をクリアして立派に演じるものから、かなり忘れてしまっている者まで、かなり差がありましたが、全体としては、初日とは比較にならないほど、上手に演じ、歌い、踊ることができるようになりました。 初日の練習の充実度等、若干の反省はあるものの、合宿係が大変に気配りをして活躍し、高く評価できる合宿でした。学生たちはどう評価しているのか、知りたいものです。 |
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夏合宿 | ||||
2007-08-20/ミュージカル | ||||
いよいよ今日から、3日間、飯山市の文化北竜館にて、創作ミュージカルの夏合宿練習が始まります。合宿係を中心に、今日まで準備を重ねてきました。12月8日(土)の本番に向けて、演技ではスタートの時にあたります。どの程度まで仕上がるか不明ですし、不安でもありますが、とにかく3日間、全力で頑張ってきたいと思います。 夏休み中にも保育・施設実習があり、また、就職試験などが盛んになってきた今日からの合宿は、学生たちにとっては大変なことです。しかし先輩方も毎年、これを乗り越えて、専門職(保育園・幼稚園・施設など、資格を用いた職種)への就職率100%を勝ち取ってきました。この合宿の3日間は、創作ミュージカルに集中し、よい成果をあげたいものです。 |
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本が8割 | ||||
2007-08-19/ミュージカル | ||||
今朝7時30分からの「がっちりマンデー!!」というテレビ番組を見ていたら、劇団四季の浅利慶太氏がゲスト出演をしていました。この番組は、儲かっている企業などの紹介番組ですが、確かに、劇団四季は専用の劇場をいくつも持っていますし、ミュージカルに使用するセットや衣装にも莫大なお金がかかっています。そこに所属する団員数やスタッフ数などもやはり莫大なものです。それらをすべて劇団の給料でまかなっているということは、収入も莫大であることは間違いないと容易に想像がつきます。 しかし浅利氏の発言は、儲けのことなどには関係なく、劇やミュージカルの質(発声法などを含みます)を如何に上げるか、そして、お客様に如何に「生き甲斐」を与えられるかに尽きると言っていました。私はこの発言を大変に素直に受け入れられるし、そうであったからこそ、結果としてそこに利益がついてきたのだと思います。 そんな浅利氏が、最後に「本が8割」という表現をしました。つまり台本(脚本)が、劇やミュージカル全体の8割ものウエイトを持つと言うことです。演技やダンス、舞台装置などは、残りの2割でしかないということです。私もこの発言を聞いた瞬間、大きく頷いてしまいました。日頃学生たちに、「脚本が出来上がれば、我々の創作ミュージカルの7割は終わったようなものだ。」と言っていたからです。創作ミュージカルを始めた頃から、良いミュージカルは、良い脚本が勝負だと思っていたからです。 私たちの創作ミュージカル(2年生)の脚本は、現在第4版まで練ってきています。これからさらに練り直し、発表会当日は、ご来場いただいた全てのお客様に、「生き甲斐」とまではいかないまでも、何かしらの感動を味わっていただければ、それほど幸せなことはありません。 |
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夢から醒めた夢 | ||||
2007-08-18/ミュージカル | ||||
平成19年6月30日(土)に長野市で上演された劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」を観た私は、感動のしっぱなしでした。舞台終了後、ヤクザ役の野中さんと話す機会を得ました。別れ際に「私たちの創作ミュージカルは、劇団四季のファミリーミュージカルを抜くことが目標です。」と冗談交じりに言ったところ、野中さんはニコニコして「受けて立ちましょう。」と言ってくださいました。劇団四季を「抜く」などということは、何をとっても無理なことでしょうが、私たちの創作ミュージカルが常に目指してきたところは、劇団四季のファミリーミュージカルです。子どもからお年寄りまで、ご来場いただいた方すべてに楽しんで貰えるような、そんなミュージカルを上演していきたいと思います。 話は元に戻って「夢から醒めた夢」のことですが、私はこのミュージカルにはいくつかの思い出があります。平成12年頃東京で上演されていた「夢から醒めた夢」の千秋楽のチケットが偶然に手に入り、千秋楽を観る事ができたことです。原作者の赤川次郎さんも来場されていたとの噂もありましたが、とにかく観客の興奮たるや、すさまじいものでした。そういう私もその渦中にいましたが・・・・。 次に、まだ堀内敬子さんが劇団四季にいらして、マコ役を演じた舞台を観る事ができたことです。その後何度も「夢から醒めた夢」を観ましたが、堀内さんの歌声は絶品でした。絶対に無理でしょうが、出来ることなら、もう一度堀内さんのマコを観たいと思います。 もう一つ、平成13年頃、「夢から醒めた夢」が長野市で上演されました。その折に、開演前のロビーパフォーマンスで、宮崎しょうこさん(当時はまだ新人で無名であったように記憶しています)が、小人役で登場し、ベル演奏をしました。終了後、私と握手をしてくれましたが、その瞬間を当時の学生(鈴木さん)が写真撮影してくれました。今でも、宮崎さんとのツーショット写真が、私の机上には置かれています。 |
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ドラマ | ||||
2007-08-17/ミュージカル | ||||
天使の水(第8回創作ミュージカル:平成12年度)を演じた卒業生(現在幼稚園教諭)が、夏休みを利用して私を訪ねてきました。当然のことながら、当時の創作ミュージカルの話で盛り上がりました。卒業生が発した「様々な喜怒哀楽があるからこそ、想い出に残るのであり、社会に出てからとっても役立つ」旨の言葉が印象に残りました。 確かに、毎年、1年間以上の歳月をかけて創作ミュージカルを上演するに至るまでには、様々なドラマがあります。その年々によってその内容は様々ですが・・・・。今日も、宣伝ポスター制作の件で「計画より2週間近くの遅れが出ている」との知らせを受けました。原因を分析してみますと、報告・連絡・相談の遅れや人間関係のトラブルなどがあげられるようです。 ひとつの作品を仕上げ、それを発表会まで持ち込むには、まだまだ、様々なドラマが続きます。 |
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混雑 | ||||
2007-08-16/ミュージカル | ||||
昨年も、一昨年も、この創作ミュージカル発表会の日の県民文化会館は、大変に混雑しました。 私たちの創作ミュージカル発表会(中ホール)だけでも、毎年1300~1400名のお客さんがご来場くださいます。それだけでも県民文化会館の駐車場は満杯となります。ところが、昨年も一昨年も、同一建物内の大ホールで、歌謡ショーや、お子様向けミュージカルがあったため、そちらへの2000名程度のお客さんが加わり、駐車場を中心に大混乱になりました。 今年も、テレビで盛んに宣伝をしている「マッスルミュージカル」が、同時間帯に大ホールで行われます。従って、駐車場は近年同様、大混乱が予想されます。予想と言うより、確実に大混乱を来たします。駐車場係の責任ではないのに、昨年度も駐車場係になった学生が、かなりのお叱りを受けました。 こればかりはどうしようもないことで、公共交通機関でお越しいただくか、ご自分の車を、駅周辺の有料駐車場へおいて来られるか、または、14時開場のところ、午前中からお越しいただくか・・・・。そんな方法しかなさそうです。 |
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テーマ(2) | ||||
2007-08-15/ミュージカル | ||||
ワガママと言えば、以前「魔法のペンダント」(第9回創作ミュージカル:平成13年度)を上演した際にテーマに掲げました。 実は、今回の「魔法の鏡」は、その「魔法のペンダント」の続編にあたるものです。ただ、「魔法のペンダント」をご覧いただいていない方でも、今回の「魔法の鏡」だけで、十分に意味は通じますし、今回のものを観ただけで、十分に楽しんでいただくことができます。今回のミュージカルを観る前に、どうしても「魔法のペンダント」を知っておきたい人は、次のURLをクリックしてみてください。 https://nakazawaya.com/saichi/09pendant/arasuji.htm 「魔法のペンダント」では魔法の国のお姫様であった「さお姫」が、あれから30年経過した現在では立派な女王様。その5人の息子(王子)様たちが、また大変にワガママで困りはてています。「こんなことでは魔法の国の後継者を任せることができない」と考えた女王様(さお姫)は、昔、自分がワガママではなくなった経緯から、あの時と同じ体験を5人の息子(王子)たちにさせようと考えました。今回、使っていいアイテムは「鏡」です。・・・・以下略・・・・。 昨年度、「サンタさんのプレゼント」(第14回創作ミュージカル:平成18年度)を、「クリスマスの国からのおくりもの」(第5回創作ミュージカル:平成9年度)の続編として上演しましたところ、その頃の卒業生が多数来場してくれて、後輩を激励してくれました。また今年は、創作ミュージカルをはじめて、15周年の年にあたるということで、先輩とのつながりを考える一環としまして、このような続編を考えました。 脚本もまだ4版が出ようとするところ。まだまだ変更が続きます。よりよい作品になりますようにとの願いを込めまして・・・・。 |
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テーマ | ||||
2007-08-14/ミュージカル | ||||
毎年創作ミュージカルをしていますと、必ず、テーマというか、観客に一番訴えたいことが問題となります。ある年にある学生が、「私たちのクラスが、最も苦手とする分野がテーマになっている。」と言ったことがあります。それを聞いたときに、過去のテーマを思い起こして、なるほどと感心したことがあります。 さて、それでは、今年のテーマは・・・・、といいますと、二転三転して、「ワガママでは幸せにはなれない」ということに、落ち着きつつあります。それ(ワガママ)が今年の卒業生の弱点なのかどうかは別にして、現代社会に生ずる様々な問題をみるにつけ、ワガママとリンクすることがあまりに多いことに驚かされます。もう少し我慢して、もう少しワガママを押し通さなければ、みんなが幸せになれるのに(夢から醒めた夢のエンジェルではありませんが・・・・)と思います。 今日、演出係、脚本係長と、脚本について話し合いました。色々なことを話し合いましたが、話し合いの最大の趣旨は、「如何にしたらテーマを、観客に伝えることが出来るのか」ということでした。どうしたら主人公が、自分のワガママに気付き、それを克服するのか。そして、それによって周囲はどう変わるのか・・・・。それらを、3歳児くらいからお年寄りまでが楽しめるミュージカルにするにはどうすればよのか・・・・ etc 難しい問題ですが、楽しみながら進めていこうということで、係会は終了したのでした。どなたか、よい知恵などありましたら、教えてください。 |
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ダンス講習会 | ||||
2007-08-13/ミュージカル | ||||
8月になったら、7月とは一転!とっても暑い日が続いています。 2年生は、10日に阿部浩子さんからのダンス講習を受けました。 今年は、パート毎の細かい振り付けまで修正してもらいました。 マントを用意してあったパートは、マントを使用しての振り付けも教えてもらいました。 全体的にダンス技術がかなり向上し、多くの示唆を受けることができました。 でも、もっとも良かったことは、みんながとっても楽しそうに、生き生きとダンスをでしていたことです。 6時間にも及ぶ集中トレーニングで、かなりの疲労があったとは思いますが、終わった後の満足そうな笑顔は、みんなすごく輝いていました。 課題点としては、最初、ラジカセの音量が小さくて、どうなることかと思いました。また、あるパートが指導を受けているとき、他のパートが活動できなく、改善の余地を感じました。 |
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